ウィルソン&モーガン (Wilson & Morgan)

 

皆さん、こんにちは。

今回は、インディペンデント ボトラーズのひとつ、

ウィルソン&モーガンの紹介です。

このオンラインストアで購入できるウイスキーを、

ピックアップいたしました。

最後までお付き合いください!

 

1992年頃より世界中でシングルモルトウイスキーの

需要が増え始めましたが、多くのモルトは

チルフィルタリングされ自然の色ではありませんでした。

そこでW&Mオーナーのファビオ・ロッシ氏は、

スコットランドへ向かい、W&Mとしてリリースすべき

ウイスキーを探しました。また種類でラベルデザインを

分けることを考えました。その為にロッシ氏は

スコットランドの様々な蒸溜所、小さな蒸溜所や

知られていない蒸溜所まで足を運び訪ね回りました。

その成果により、世界中のトレーダーが購入する前に

様々なカスクを買い付けることが可能となったのです。

現在W&Mは数少ない、スコットランド以外のボトラーで、

そして世界中のウイスキー愛好家へ知られる

ブランドとしてヨーロッパ、日本や台湾など

世界にリリースし続けています。

 

 

 

 

 Benrinnes  2011-2022  700ml  46%

 

この繊細なスペイサイドモルトをファーストフィル

ペドロヒメネスカスクでの2年熟成した効果は、

ワイン感の強いウイスキーにするだけではなく、

テクスチャー、コク、クリーミーな特徴を

うまく高めることになりました。

香りはクリーンかつフルーティーで、甘いブラック

チェリーと酸味のあるレッドチェリーの両方の熟した

チェリーのようです。 砂糖漬けのオレンジや、

焼きたてのペストリーの心地よいバターの香りもあります。

味わいは滑らかですが、しっかりとしたボディがあり、

再び少しバターや、レーズン、蜂蜜の風味があり、

ほのかなブラウンシュガーの香りがあり、リッチです。

より厚みのある感じになっていきますが、

マラスキーノチェリーの酸味によって非常にバランスが

取れています。ボディのふくらみは段々と強さを

増していき、タンニンの存在感が感じてきますが、

強すぎることはありません。

 

Glenrothes  2010-2022  700ml  57.1%

 

このスペイサイド蒸留所の特徴は2面性があります。

ビスケットやモルトの背景と、タイトなモルト感を

カバーする、クリーンでシャープな側面です。

このボトリングも例外ではなく、ドライで引き締まった

フルーティーさのアクセントを付けるために、

ファーストフィル・オロロソで3年熟成させました。

はっきりとワインを感じさせる香りではありませんが、

マジパンやビスケット、木の香り、ほのかなレーズン、

少しオレンジピールを感じます。そして甘いモルト感、

クリアなシャープさ、オークからのタンニンなどの

様々な要素が応戦する味わいです。最初はかなり

ビスケット感や歯ごたえがあり、その後スパイシーで

少し渋さも感じます。同じ蒸留所の他のボトリングほど

ドライさやナッツを感じるのではなく、フルーティーさが

はっきりと表れ(特に1滴加水した場合)、ペッパー感と

タンニンがあります。

 

この素晴らしいセレクションの為の樽はすべて

ウィルソン&モーガン代表である

ファビオ・ロッシ氏により選ばれています。

それは風味を損なうチルフィルタード無しで

カラメルを添加していないものです。他の多くの

ウイスキーよりも色が少し薄いかもしれませんが、

純粋で本来のウイスキーの味わいのものです。

ウィルソン&モーガン バレルセレクション46%で

濃い琥珀色のウイスキーは明るいゴールデン色の

ウイスキーをシェリーウッドバレルやポート、

マルサラカスクにて12~18カ月フィニッシュ熟成

させています。46%、48%もしくは50%や

100UKプルーフでボトリングされているのは純粋に

水分が少なくなりウイスキー分が増しているからです。

そしてウイスキー愛好家に心から楽しんで頂ける完璧な

スコッチシングルモルトウイスキーとなるのです。

 

 

Dailuaine  2007-2022  700ml  55.3%

 

このダルユーイン蒸留所のシングルモルトの特筆すべき

ドライでスパイシーな部分は、ペドロヒメネスバレルでの

2 年間のフィニッシュで更に引き立っています。

PXシェリーの甘いワイン樽であるにも関わらず、

仕上がりは予想よりもドライになりました。

その香りからもわかるようにワイン感は強くなく、

ほんのりバルサミコと砂糖漬けオレンジピール、

そしてブーケの明るい香り。 穀物や小麦も顕著で、

口に含むとやや渋みがあり、熟した桃とアプリコットの

より甘い側面がバランスを取り、最後に不思議な

トーストの香り。 フィナーレは特にペッパー感と

ドライが活気に満ちています。

 

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