New Grove 8YO Double Cask Acasia Finish
何故プロが皆、このニューグローブのアカシア樽のものを取り扱うのか?
それは、アカシア樽がスコッチウイスキーの生産に使用することは許可されておらず、他のスピリッツでもほとんど見ることが出来ず体験出来ないから。
感動的な美味しさのものは、ニューグローブやグラッパ60年代蒸留のロマーノレヴィくらいだろう。
ニューグローブは、インド洋に浮かぶモーリシャス島で作られているインダストリアルラムです。
天国に最も近い島とも称され、作家のマーク・トウェインをして「神はモーリシャスを作り、それをまねて天国を作った」と言わしめています。
南北60km、東西40km程度の小さな島で、6つの蒸留所が稼働しています(2016年時点)。その中でニューグローブが他社と一線を画すのが、その歴史です。
ニューグローブを生産するグレイズ蒸留所を建設したのは、1742年にモーリシャスに最初の蒸留所を創設したアレル家の子孫であり、モーリシャス最古の蒸留所の系譜を継いでいると言えます。
作られるラムはインダストリアルでありながら、発酵は最長32時間継続する、蒸留後の原酒にはノンアルコホーリックパート(純粋なアルコール成分を除いたそれ以外の成分)を1ヘクトリットルあたり200g残るようにするなど、独自の製法を追求しフレーバー豊かなラムに仕上げています。(なおマルティニーク島におけるアグリコールラムのAOC規定においても、ノンアルコホーリックパートを1ヘクトリットルあたり225g以上残さなければならないとされています。)
また南国の気候に由来するエンジェルスシェアの多さにも助けられ、熟成年数に比して凝縮感のある厚いボディが評価を得ています。
フレンチオーク新樽7年熟成50%+コニャック古樽7年熟成50%、その後アカシア新樽で1年追熟しています。
<輸入元ティスティングノート>
バニラ香が強く出ず、フローラルでフルーティなフレーバーを強調する樽です。
売り切れの際はご容赦ください。
スペック
Region |
地域 |
モーリシャス共和国 |
Aging |
熟成年数 |
8年 |
ABV |
度数 |
47% |
Volume |
容量 |
700ml |
Cask Type |
樽の種類 |
フレンチーク新樽、コニャック古樽、アカシア新樽 |
Bottlers |
瓶詰業者 |
D.B |
Ingredients |
主な原材料 |
さとうきび |
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