イタリア最高峰スパークリングの銘醸地「フランチャコルタ」から生まれる、静かで雄弁な一本。

フランチャコルタの中でも近年とくに注目を集める造り手、コルテ・アウラ（Corteaura）。
彼らのスタイルは一言でいえば
「端正で、語りすぎない、しかし確かな存在感」。
伝統的手法を守りながらも現代的なエレガンスを備えた、その均整の取れた味わいは、世界中のソムリエから高い評価を受けています。

◆ 造り手：Corteaura（コルテ・アウラ）について

2009年創業と比較的若いワイナリーでありながら、
あえて小規模で質に徹したフランチャコルタ造りを貫く造り手です。

• 場所：ロンバルディア州 フランチャコルタ地区

• 栽培理念：区画ごとの個性を尊重した丁寧な手摘み

• 醸造哲学：伝統方式（Metodo Classico）による長期瓶内二次発酵

• スタイル：クリスタルのように澄んだ酸と、繊細な泡立ち

“規模を追わず、品質に向き合う”ことを徹底しており、まだ無名だった時期から専門家の間で注目されてきました。

◆ テロワールの特徴

フランチャコルタは「イタリア版シャンパーニュ」と称されるほど、
瓶内二次発酵スパークリングの聖地として世界的に確立した地域です。

コルテ・アウラの畑は、以下の特徴を持っています：

• 氷河由来のミネラル豊かな砂利質土壌

• 昼夜の寒暖差が大きい丘陵地帯

• 風通しがよく病害に強い好条件

• シャルドネ栽培に最適な日照と斜面角度

この環境が、コルテ・アウラの持つ透明感・ミネラル・きめ細かい泡の源になっています。

◆ テイスティングノート（スタンダード・キュヴェ想定）

色調
淡いゴールド。光を反射するクリアな輝き。

香り
白い花、青りんご、レモンピール、洋梨。
続いてブリオッシュやアーモンドの香ばしいニュアンスが静かに立ち上がる。

味わい
・シャルドネらしい引き締まった酸
・綺麗に伸びるミネラル
・細かな泡が口中で長く、静かに広がる
・余韻にはレモンの皮や焼き立てパンの香りが柔らかく残る

派手な主張はしないが、飲むたびに「整っている」と感じさせる洗練されたバランスが魅力。

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