STOBCROSS THE CLYDESIDE 46% 700ml
今回はスコットランドのグラスゴー市内に設立された新しい蒸留所、クライドサイドから初リリースとなるシングルモルト、「ストブクロス」のご案内です。
原料となる大麦は全てローランド地方の契約農家から調達、発酵には約72時間をかけます。ローランド地方に属しますが2回蒸留で、熟成には高品質のファーストフィルバーボン樽をメインに、シェリー樽やリチャーしたバーボン樽を使用しています。商品名となる「ストブクロス」は、蒸留所付近にある交差点の名前から付けられました。「ストブクロス」の熟成には約90%がファーストフィルバーボン樽、残りはシェリー樽を使用しています。
テイスティングノート
香りはフローラル、フレッシュな甘みとトロピカル、
味はオーチャード(果樹園)フルーツに微かなホワイトペッパー。
売り切れの際は、ご容赦ください
スペック
Region |
地域 |
Scotland Lowlands ローランド |
ABV |
度数 |
46% |
Volume |
容量 |
700ml |
Distillery |
蒸留所名 |
クライドサイド |
Cask Type |
樽の種類 |
Bourbon樽 90% Sherry樽 10% |
Bottlers |
瓶詰業者 |
D.B |
このクライドサイド蒸留所は、スリーリバーズ社が輸入代理店としてお取り扱いしているインディペンデントボトラー、「ADラトレー社」のオーナーが2017年に創設した全く新しい蒸留所です。
オーナーのティムモリソン氏の曽祖父であるジョンモリソンがグラスゴーのクイーンズドック(大型貨物船の積み下ろし港湾地区)を建設してから約150年後、その地にクライドサイド蒸留所を2017年に建設、そして遂にその初のシングルモルトとなる「ストブクロス」の発売となりました。
クライドサイド蒸留所はその港湾地区に船の入出港の指令室であった通称「ポンプハウス」の跡地に建てられました。ティムモリソン氏の父であるスタンリーP.モリソンがウイスキーのビジネスを始めたのが約100年前、ADラトレー社を設立しウイスキーのブローカーを始めました。
その後シーバスブラザーズ社なども買収した後、1963年にはボウモア蒸留所を買収して、あのモリソンボウモア社を立ち上げました。息子であるティムモリソン氏は、その後他社に渡っていたADラトレー社を買い戻し、インディペンデントボトラーとしての活動を始めました。そして2017年、彼はウイスキー作りを再び始めるべく「モリソングラスゴーディスティラーズ」社を設立、クライドサイド蒸留所を稼働させました。
ウイスキーに使われる仕込み水は約60キロ離れたロッホカトリンの水を100%使用、なんとロッホカトリンは曽祖父であるジョンモリソンがグラスゴー市内の水道水の供給源となる貯水池としての創設に携わっていました。
グラスゴー市内にある都会派クライドサイド蒸留所!パッケージとこのソフトなテイストが、グラスゴーのお洒落で感度の高い方々からの新しいウイスキームーブメントが期待できます。都会グラスゴーでこれからどんな歴史を紡いでいくのか非常に楽しみです!ピーテッドモルトも実験的に仕込んでいるそうですので、今後の展開にも期待です。
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